再生医療について

再生医療って何だろう?実際何ができるのだろう?

と疑問に思わる方も多いと思います。

現在動物に対しておこなわれる再生医療とは、
生体に本来備わった自己治癒能力を担う細胞を体外に取り出し、体外の設備によって特定の細胞を増殖させ、その能力を活性化したものを体内に戻すことによって治療効果を期待するものです。

もっと簡単にいうと、
動物が自分で本来の姿(病気やけがのない状態)に戻ろうとする力を手助けするのが再生医療なのです。

たとえば子供がころんで膝を擦りむいた時、特に治療しなくても時間がたてば勝手に治ってしまいます。
これは生体の自己治癒能力によるものですが、体の中でさまざまな細胞が複雑に絡み合って仕事をした成果です。

もっと重篤な病気に対しても、この仕事の手助けをすることによって治療を試みるのが再生医療です。

もちろん、再生医療で全ての病気やけがを治せるわけではありません。

当院では少しでも正常な状態に近づけてあげることで、
病気やけがに苦しむペット達
そしてそれを見守る飼い主様の心の負担を減らすことができればという期待を込めて
再生医療をおこなっています。

当院で実施できる再生医療

幹細胞治療(組織を修復する)
適用 椎間板ヘルニア、脊髄疾患、自己免疫疾患、慢性膵炎、炎症性腸疾患、肝臓病など。
特徴 特にステロイドや免疫抑制剤によって長期の治療をおこなう必要がある病気に対して、
薬の減量や休薬ができることがあります。
椎間板ヘルニアやその他の脊髄疾患による歩行不可能な状態に対して、
ダメージを受けた脊髄の修復をうながすことによって改善がみられることがあります。

活性化リンパ球療法(がんと闘う)
適用 各種がん。
特徴 免疫療法といわれる治療です。単独で腫瘍を消し去るほどの効果はありませんが、腫瘍の成長を遅らせたり、痛みを軽減することによってQOL(生活の質)を向上させることができます。抗がん剤と異なり基本的に副作用がないのが大きな特徴でもあります。

多血小板血漿療法(傷、炎症を治す)
適用 治りにくい傷、床ずれ、猫の慢性鼻炎など。
特徴 局所の治療に限定されます。

興味のある方は
ご遠慮なくお問合せください。