お知らせ

8月16日(土)の診察は18時までになります

8月16日(土)の診察は所用のため18時までの診察になります。

お盆期間中の診察について

お盆期間中も通常通り診察をおこなっています。

水曜午後、日曜、祝日は休診です。

肝障害に対する幹細胞治療例

ビーグル、6歳6ヶ月、去勢済み雄。

原因不明の肝障害による元気食欲低下、腹水貯留あり。

アルブミン 2.1g/dL、BUN 4.0mg/dL、ALT 80U/L、ALP 245U/L。

CT検査にて肝臓の繊維化とそれに伴う二次性の多発性シャント血管あり。

プレドニゾロン、ウルソ、フロセミド、スピロノラクトンなどを用いた一般的な治療を行うが症状の改善が乏しい。

他院にて治療開始から約2週間後に当院にて幹細胞治療を実施。

幹細胞投与から約1週間後には腹水消失、徐々に元気食欲改善。

その後血液検査の数値も徐々に改善し、幹細胞治療から約2.5ヶ月後にはほぼ正常に近い数値まで改善。

アルブミン 2.7g/dL、 BUN 16mg/dL、ALT 136U/L、ALP 81U/L。

今回の症例は1回の幹細胞投与で劇的な改善がみられました。

その後も再発はみられていません。

発症から早期に幹細胞治療ができたのが要因だと考えられます。